学生の頃にアルバイトで自閉症の子の支援をしていて作中終盤の事件と似たような状況になった当時の気持ちがフラッシバックし息苦しくなりました。
国や役人に対してあれやこれやで対抗して権利を勝ち取ったぞーっていう映画を想像していたら、ままならない日常を積み上げていく描写にC'est la vieの精神を感じました。
カタルシスもハッピーエンドもないけど、毎日は続き人は老い、ささやかながらもそんな居場所を一所懸命みんなで守り作ってるんだなあ。
さあ今日もご飯を食べて、朝日を浴び、元気よく、人には優しくしよう。