インドの中流階級で英語教育を受けている娘を、ロンドンの大学に行かせるため、シングルファザーが奔走する話。
大ヒットしたヒンディー・ミディアムの続編的映画。加えて、ハリウッドにも出演の名優イルファン・カーンの遺作ということで鑑賞。
あまり評価が高くない前評判を知ってたので、観てても確かにテンポが良くない。
これ、いる?みたいなシーンも結構あるし。
というところはある訳だが、やはりイルファン・カーンの演技は素晴らしい。
彼の演技だけで引き込まれてしまう。
娘役のラディカー・マダンの眼鏡っ娘ぶりも『燃えよスーリヤ』に引き続きというか、こちらの方が可愛いし。
割と終盤の流れは結構しっかりしているので、楽しくもあり悪くない。
最後の方のイルファン・カーンの車に乗ってるシーンが、これで最後かーと思うと、めちゃくちゃ泣けてきてしまう…。
そんな感じで、まあイルファン・カーン補正で割と観られる映画です。