イルファンカーンの遺作なので、表情のひとつひとつに泣きそうになった。
自分も歳を重ねたせいか、お父さん目線で無防備な娘を見てヒヤヒヤしてしまった。
うちのお父さんも、何も言わないけど昔はあんな思いをしたことがあったかもしれないな…ごめんなさい…でも放し飼いにしてくれてありがとう…とイルファンカーンに父を重ねて思い、泣いた。
そもそもロンドンに行けなくなった原因を思えば、弟にはツッコミどころ満載だけど、いい奴だった。バブルーも。
映画の最後に出た字幕にジーンときた。
「この日本語字幕をイルファーンに捧げる IMW」
ありがとうIMW。