このレビューはネタバレを含みます
号外/
だからバンバンピストル撃たすなよ(笑)
せっかく心理戦みたいなのに重きを置いてるのに・・
これではDVD画像な安い仕上がりがさらに安っぽいアクションになってしまう
しかも
銃の所持が禁止されてる日本で未だにソレやろうとは・・
それらしき「寄せたような政治家の名前」だったり
笑える部分はあるんだけど
登場人物が多くて一回では噛み砕けない(二回目観ようとも思わない)
要は
【嘘と裏切り】
それが【テーマ】であることはなんとなくわかった
はじめ『青田典子主演』ってことだから
『事務所主導の若松孝二の小銭稼ぎの監督作』
かと思っていたら
さすが若松孝二(笑)
元SHAPE UP ガールズにもきっちりイデオロギッシュなこと言わせてる
「レイプ」「革命!」
特に後終盤には謎の中国人テロリストを使って(笑この集団いる?)
いつもの若松節が炸裂しています!!
栗本慎一郎や上田哲などの論客:左俳優も胡散臭かったり「棒」で登場
ずいぶん前に公開になった新聞記者からすると「ずいぶんと言葉で語っちゃう」説教くさい語り口調ではあるが
高度経済成長ではアンダーグラウンドでしか居場所がなかった
前倒しな監督が
今の【独裁政権】でこそ活躍できる映画監督であっただけに
今その存在がないのが残念だ
映画としては安い仕上がりだが若松孝二の当時の時代では時代錯誤な「孤高な吠えっぷり」にスコアアップ。