空白のミナリンのレビュー・感想・評価

傑作。
なに書いても安っぽくなるから、とにかく色んな人に見て欲しいとだけ記す。
体感してこそ意味があるので、前情報無しで。

・追記
この作品が凄いなと思ったのは、描写しすぎないところ。
物語の本質である重要な場面をあえて描かないことで、主人公である父親だけでなく、見てる観客の心にも“空白”が生まれる。

映画と違って、現実では自分の視界外のことは、本当は何が起こってるのか分からない。
それでも向き合わなくてはならないことにどう向き合うのか、問いかけてくる。