とにかくストーリーはおいといて、俳優さんたちの実力を見せつけられた。
いつも怒り口調で人の話を聞かないきらわれ者の漁師の古谷新太、おせっかいで正義を押し売りするスーパーの店員のおばさん寺島しのぶ、何を考えているのかわからない不気味さを醸し出すスーパーの２代目経営者の松坂桃李。
古田新太の弟子？の藤原季節も。
松坂桃李って若い頃は好青年の役のイメージしかなかったけど、今回の役どころ「ほんとは万引き中学生にワイセツ行為をしたんじゃないの？」と最後まで思わせる目と表情がとてもリアルだった。
あと、正義感押し売りオバサンについてだけど私の身近にも実際におり、とても頑張り屋さんだし決して偽善とは思わないんだけど、一緒にいるとすごく疲れて２、３日具合悪くなります。。
きっとこういう人は自分には何もないと思っていて承認欲求がこうさせるのかな。
そういう、人の為に一生懸命やっているのに拒絶される寺島しのぶもリアルだった。
テレビでしかみないけど、マスコミってほんとになんなんだか。
最近では小室ケイさんをニューヨークで追いかけまわす記者には嫌悪感というより滑稽さしか感じなかった。
もっと他にいくところいっぱいあるのに。
最後に、内気でいろいろつらい思いをしたであろう娘の死にかたがあまりに無残過ぎてかわいそすぎる～。
