重そうなテーマとは知りながら、見始めたら睡眠時間を削ってでも最後までやめれなかった。ある事がきっかけで中学生の女の子が交通事故で亡くなる。被害者の親としての怒りと悲しみ、後悔。不慮の事故とはいえ加害者になってしまった人の自責の念と、謝罪を受け入れてもらえない辛さ。マスメディアの偏向報道。
古田新太の醸し出す空気の変化、寺島しのぶの演技が素晴らしい。あとは、監督が良いのかな。音楽も主張しすぎず良かった。エンドロールの最後の最後に監督の名前が出てきたけど、そこに監督の謙虚さを感じた。そもそも普通最後に出るものだったっけ。
