感情剥き出しおじさんの古田新太は、なんで！？どうして！？という感情を外側にのみ出していきどんど荒れていく。
松坂桃李の主張しないコミュニケーション取りたがらないのも残念ながら悪手で
そこにつけ込んで寺島しのぶは絶妙に迷惑な、われ正義なり感と店長への欲望とが混じり合って本当に嫌悪感醸し出していてすげえ。なんなら1番キャラ立ってる。
凄い微妙なバランスで
人の良くない部分のみ相手に伝わって、メディアもそれを助長し、悪い方悪い方へと転がっていくのが
本当に嫌な気分になっていく笑
唯一の救いの存在が自殺した女性の母、この人が本当によくできた人であり、よくできた親だったから古田新太も初めて自分の子供に向き合おうとした。
そこからのマニュキュア見つけて捨てるところとかリアルで、やっぱダメだわと思わせつつも絵を描いてみたり憎めなさもあるところ人間臭い。
