【あのとき誰が悪かったか?】という論点をはなすとき、「自分が悪かったのかもしれない」と反省する人と「私は間違っていない」と反論するひとがいる。
この映画は誰が悪かったかを論じて犯人を探す映画では無いけれど、やり場のない想いや怒りを誰かに向けたくなる気持ちはとてもわかる。
この日直前に【想い出のマーニー】というジブリ作品を観ていて、マーニーは“許す”をテーマにしている映画だったのでとても考えさせられた。
誰かを許すことで自分も許せるようになる。
答えのない辛い映画。
私はトラックの運転手が最後までモヤモヤとして気持ち悪かった。