映画でしか表現できないもの
万引き現場や自動車事故っていう日常で遭遇しうる出来事がきっかけだからこそ明日は我が身かもしれないという怖さがある
日常シーンから既にヤバかったけど事件後もTPO気にせ…
人生において喪失はあまりに突然にやってくる。
悲しみ、怒り、そして赦し、、それらがゆっくりと、丁寧に、根底にある愛とともに映されていた。愛ゆえに人は憎しみを抱き、偏見を持ち、でも許すことができる。…
登場人物のほとんどがマトモじゃないので、なかなか現実味のわかない物語になっている。キャラクターの誰にも共感性を持ち得ないので、一人の少女の死そのものがテーマに反して軽く扱われてしまっている。古田新太…
>>続きを読むいやぁすばらしいわ...
吉田恵輔監督の作家性が理解出来た映画だった
「偏向」と「絶望」と「喪失」
この3つのテーマを主題に展開される人間ドラマが本当に素晴らしい。
全てが完成されていた見事な映画だ…
久々にずっしり心に重くのし掛かる作品。
贖罪する者の裏側にあるエゴが気持ち悪く、悲しい。誰だって許して欲しい以上の気持ちを持っているものだ。
お節介も同様。結局は人のためを思う言動も裏を返せば基本…
(C)2021『空白』製作委員会