今を生きることを再度問いかけてみる。
自然との共生。
それはすごい大それたこと。
共生を目指して編み出してきたのが文化だ。
今を生きる私たちは進化しているといえるのか。
彼らをみて、どのような形で…
人、文化、自然、全てが丁寧に、美しく映されていた
現代の倫理観と伝統文化の葛藤
ドキュメンタリータッチで描かれていて、幹人が時折見せる嘘らしさの無い笑顔が輝いていた
幹人くんのバンド良い("gree…
よくある話題だけど、例えば味噌汁の具材が全然違ったりする。子供の頃、自分が食べてた味噌汁が「当たり前だ」と思ってたけど、大人になって、色んな地域の人と話すようになって、自分の子供の頃の「当たり前」が…
>>続きを読む主人公の可愛らしく力強い表情に終始釘付けでした。
メインの登場人物はみな現地の人なのですね。
しっかり観光地であることが意外だった。
アイヌに暮らす住民の、葛藤を抱えながらも
誇りを持った生き様…
少年の成長と、アイヌ民族の思いと、阿寒湖畔の自然とが一つの物語の中に一体となっている。出演者のほとんどはアイヌ民族で、自分たちの物語を自分たちで演じることがこの映画をドキュメンタリーとドラマとの境目…
>>続きを読む自然界すべての物には魂が宿るという特殊な宗教観をもつアイヌ文化。自分にとっては画面に映るすべてが未知の世界だったのですごく新鮮だった
イオマンテと呼ばれる数十年行われていない伝統儀式を復活させるかど…
少年の内面的な成長譚と、アイヌ文化のこと。80分そこそこの尺でここまで描き切るか?アイヌの人が日々感じてるであろうこと、生きにくさ、そうではない人たちからの無自覚の悪意を感じさせる描写も至るところに…
>>続きを読む20年くらい前に、この映画の舞台となる阿寒アイヌコタン(https://www.akanainu.jp/)に行ったことがありました。
ただ家族と車で北海道を回る中での一つの地点としてだったので、ア…
どこか上品に感じてしまうのは、この映画全体にリスペクト感が漂っているからか。それはきっと監督の文化と自然に対するリスペクトだろう。様々な境界線を歩く幹人。彼の表情だけでもうこの映画半分成立していた。…
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アイヌの人達はみな、観光産業で生計を立てていることはしらなかった。資本主義の社会に所属しながら、アイヌ文化を保って生活していくためには自分たちの文化を観光産業にするしかないということが、なかなかに…
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