アイヌコタンに住む少年が、小熊との出会いを機に自分たちが生きてきた豊かさを知ってゆく物語。
日々の何気ない生活と、神謡と共に生きるアイヌの生活をドキュメンタリータッチで描き出し、見ている側の身近に…
このレビューはネタバレを含みます
KAWASAKIしんゆり映画祭で観賞。
静かで美しく落ち着いた気持ちになる映画。
主人公の少年をはじめ周りの人たち一人一人の心の動きが丁寧に描かれている。アイヌの町における日常生活の中で、少年の心は…
カント少年の眼差しがすべて、と言っても過言ではない作品。
物語としては、彼と父の邂逅をクライマックスにするうねりのようなものがない点がちょっと物足りなかった。
でもイヲマンテにかけるアイヌの人々の…
小学3年からの2年間、やたらとアイヌの人の権利や差別撤廃、君が代否定などを懇々と話す教師が担任でした。
まだ10歳にもならない子供にとって自分の倍以上生きる大人が伝えることは真実だと信じ込んでいま…
現代を生きるアイヌの人たちのドラマを実際にアイヌの人をキャスティングした作品。
まあゴールデンカムイの影響ですw
ちょうど監督の舞台挨拶もある日が予定空いたので観賞。
いきなり主人公カント君のアップ…
アイヌの人々の今を垣間見たような「リアル」を感じました。そして、監督がどれほど地元の方々に信頼されているかも受け取ることが出来ました。先住民と非先住民。その感覚や思いの隔たりを、監督は見事に取っ払っ…
>>続きを読む映画の魅力の一つである、“自分が触れたことのない文化や世界を追体験すること”を存分に味わえる本作。北海道生まれではあるもののアイヌ文化との接点が皆無だった私にとってこの内容は、ただただ沸き立つ興味と…
>>続きを読む東京の真ん中で生まれた自分には想像もつかない暮らしだった。伝統と歴史のしがらみの中に生まれると自分の生き方を決めなきゃいけない時がずっと早く来ることを思い知らされた。民族儀式はいつか終わりの時が来る…
>>続きを読む(C)AINU MOSIR LLC/Booster Project