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青くて痛くて脆いのokadunkのレビュー・感想・評価

青くて痛くて脆い(2020年製作の映画)
2.9
私が日本のドラマや映画で大嫌いな要素が詰まったような気持ち悪い映画。言わされているような気がしてなお気持ち悪い。わかったような気にさせるけど何も変わっていないよね。無事に既得利権まもりましたっていう日本人っぽさがこの映画にはある。

主人公の吉沢亮が、杉咲花への嫉妬でサークルを潰そうとする流れ。個人情報流出によってサークルは崩壊になる。しかし、メールアドレスぐらいなら記載する前に、同意を得ていれば問題ないし、漏洩させたのは杉咲花の創設したサークル「モアイ」というより、提携していた会社のバカな会社員によるもの。また、吉沢亮がやらなくても誰かリークしただろうし。潰したのは学生の名簿を渡していた人であって吉沢亮じゃない。結局、主人公は卑屈なだけで何もしていない。

最後に、杉咲花の前に吉沢亮が走り出て「ちゃんと傷つけ」って終わる。私なんかはとうぜん吉沢亮は「ジャンピング土★下★座」するべきだと思うし、吉沢亮の綺麗な土下座で終わるべきだったと思う。そこまで撮影しなかった、書かなかった原作者と映画監督もひどい。杉咲花が何も言わずに。吉沢亮と監督と住野よるを蹴りまくって終わったらいい映画って評価したのに。

秋吉が最後、こりゃ戦争なくならないわけだって学べたらそれでよし。まーモアイが就活サークルになってもいいだよ、需要あるんだから。モアイがやらなくても他のサークルがやるだろうし。そもそもボランティアサークルなら最初っからボランティア活動すればいいんだし。なぜ社会人交流サークルになったのかが触れられていない。ちなみにボランティアもボランティアで闇は凄そうだけどね。いまの国連の活動見ていると闇しか感じない。国連が人権援助するせいで人口爆発が起こっているという事実。そこのコントロールできていない国連の人権活動はただのマッチポンプでしかない。

結論、説教くせークソ映画でした。なに上から説教してんの?っていいたくなるし。批判するとなんか自分が未熟だから批判しているみたいな気分にさせるのも含めて面倒くさくて、考察したくなくなる。日本人の醜悪な部分を隠して、未熟を一方的に否定している映画。電通や博報堂の広告代理店の偉い人に接待飲み会した帰り道の気分になれます。
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