けい

青くて痛くて脆いのけいのネタバレレビュー・内容・結末

青くて痛くて脆い(2020年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

“ ちゃんと傷つけ ”

これほど登場人物全員に感情移入ができる作品はなかなかいないなぁ。杉咲花の天真爛漫さ、岡山天音の親友感、松本穂香の小魔女感、こんな後輩がいたらと思わせる茅島みずきにも拍手喝采。
森七菜がギター弾きながら歌う姿を観るだけで元気出るし、『サメに喰われた娘』をすぐに検索して聴いたのは至極当然(笑)
そして吉沢亮の惚れ惚れする全力疾走の必死さが最高に素晴らしく、周囲と距離をとって傷つかないように生きているのに誰かに勝手に嫉妬する気持ちは痛いほど共感した。
理想の華やかなキャンパスライフとSNSで攻撃する陰湿なシーンのギャップも印象的な記憶に残る作品になった。
けい

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