このレビューはネタバレを含みます
「青くて 痛くて 脆い」
あらすじ
大学生の田端楓(吉沢亮)は人との付き合いが下手で、秋好寿乃(杉咲花)は無遠慮な発言で周りから浮いていた。お互いひとりぼっちの二人は世界を救うというとんでもない目標を合言葉に秘密結社サークル“モアイ”を結成するが、寿乃が“この世界”からこつ然と姿を消す。そしてモアイは、彼女がいなくなってからただの就活サークルに変貌する。
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この映画は
大人が見て、鈍くなった心を、いい意味で
もう一度“脆く”して欲しいと思った。
自分も含め。
“青くて 痛くて 脆い”
大学生という若い彼らそのものの題名が
裏を返せば、気持ちや感情が鈍くなってしまった、ならざるを得なくなった、私達大人に対してのメッセージに見えた
大人になって
青くも 痛くも 脆くも無くなってしまった
のか
脆い心が壊れないように
自分の気持ちも感情も、見ないフリをして
鈍感になってしまったのか。
傷付けられることに慣れてない心の脆さ
そして
”大切な人を傷つけてはじめて、自分の心が傷つくことに気付いた青くて素直な心“
大人になって、色んな経験をし
人を傷つけても傷付かなくなってしまっていないか？
自分が傷つけられた事に鈍くなっていないか？
感情をうやむやにし始めたら、本当の自分の感情がわからなくなる
相手のことも分からなくなる。
自分の脆い心ともっと会話しようと思った
弱くなろうと言ってるんじゃなくて
心に素直になろうと言うこと
