GaPTooth

日本海大海戦のGaPToothのネタバレレビュー・内容・結末

日本海大海戦(1969年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

若干のフィクションが含まれた日露戦争の話。東郷平八郎が主役じゃったな。

明治天皇を中心にした御前会議の様子。
史実によると、
対ロシア開戦決断までの御前会議は4回。
明治36年6月23日
    10月13日
    12月16日
明治37年1月12日
伊藤博文や陸軍の大御所:山県有朋や海軍大臣:山本権兵衛らの姿もあった。

で、
明治37年2月4日に開戦決断。
明治37年2月6日についに開戦。

陸軍のクライマックスは旅順要塞攻略戦。
指揮官は、乃木希典大将。
要塞正面への第一次総攻撃→第二次総攻撃→第三次総攻撃と。
映画では、第三次総攻撃を前に"白襷隊"に訓話する乃木大将~12月5日に203高地を攻略占領するまでが描かれている。
まあ屍山血河ですわ(。-ω-)ヌーン...

海軍のクライマックスはバルチック艦隊撃滅。
連合艦隊指揮官は、東郷平八郎。
連合艦隊作戦参謀は、秋山真之。
かの有名な「東郷ターン」(丁字戦法)は描かれていたけど、秋山真之の「敵艦隊見ゆとの警報に接し、連合艦隊は直ちに出動、之を撃滅(撃沈滅)せんとす。本日天気晴朗なれども波高し」という名文は省かれている。残念。

あと「広瀬中佐」のエピソードやロシアの革命勢力やロシア海軍将校から情報を入手する明石元二郎の活躍も印象的。
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