天草のさびれた商店街に流れるゆるやかな時間、暮らしの中でそっと感じられる人と人とのつながり。あたたかい気持ちを残してくれるよい映画でした。映画の中の上映会とユーロスペースで映画を見ている自分が重なってなんだか胸が熱くなりました。
原知佐子さん演じるおばあちゃんがよかったなあ。飄々として分かっているのか分かっていないのか感が絶妙で。藤原季節くんのどこの誰でもない存在感もすごくよかった。あと寝顔が非常にかわいかった。
のさり「いいことも悪いことも天からの授かりものとして否定せずに受け入れる」。おばあちゃんののさりだけでなく、オレオレ詐欺青年季節くんものさっていたんですよね。のさりの島。ステキところにたどり着けてよかった。