オレオレ詐欺の「しょうた」はあまり家族に恵まれていなかったのかな。
だからすぐにおばあちゃんの優しさに心が癒されていったのかもしれない。
楽器店のおばあちゃんはおばあちゃんで、たとえ偽物でも亡くした孫のかわりに家にあげておいしい物を食べさせたり世話をしてやりたかったのかもしれない。
でもちゃんと詐欺グループと切れるようにスマホを隠す！
その他は特別なことをせず淡々と接するのが良かった。
よくわからない点も。。地元ラジオのパーソナリティーのきよらとお父さんは何かあって関係が悪いのか？
お父さんはなぜすぐに楽器店のおばあちゃんに孫はもういないことをきよらにいわなかったのか。
きよらはなぜ偽しょうたにわざわざ「ほんとは誰」と聞いたのか。
まったく個人的な好みの問題だけど、きよらがいまひとつ。。
演技の問題か、キャラクターなのかよくわからないけど。
シャッター商店街が舞台なので終始画面が暗くちょっと気が滅入るけど、偽しょうたが船に乗せてもらい、夕陽をバックに崖っぷちにたっているマリア像を見る場面がとても美しかった。
あの後偽しょうたはどんな人生を送っていくんだろう。
原知佐子さん、藤原季節の演技が自然で良かった。
柄本明さんはこういう役ベテラン過ぎ。
