カナダより愛をこめて

ミッドサマー ディレクターズカット版のカナダより愛をこめてのレビュー・感想・評価

4.8
突然家族を失ってしまった主人公が、彼氏と友達について行き、スウェーデンに行き、ある村で夏至祭に参加するが、その祭りが人を生贄にする儀式があり........

去年、ダウンタウンの映画館で1度観てたのですが、ディレクターズカット版なるものが存在し、それを名画座でやると言う事で、観てきました。
こちらはディレクターズカット版なんで、約30分長いです。
ですが、"奇祭"描写がブッ飛んでるので、長さを感じません!

主人公の精神のグラグラ感が、映像でもグワァーンと歪んでたりと、至るところに表現されて来ます。
デトロイトで、横暴な警官を演じたウィル・ポールターが、今度は一転、女に目がない間抜けな男の役で、バカっぷりがハマっています。

カルト教の生贄描写に始まるゴア描写の数々は、流石と言う具合に、手抜きは無いのですが、力が入っていて、むしろ作り物然としていて、少し笑ってしまうくらいです(笑)
クライマックスで、主人公の彼氏にある事が起こるのですが、これは是非観て確認して欲しいんですけど、"グミ・チョコレート・パイン"みたいな展開です。アッチは高橋ひとみにオナニーを見られましたが.........通常版同様、この場面は劇場で大爆笑が起こってました‼️(笑)

これらが全て、白夜、明るい時間帯に全て起きます。
暗い場面が極力少ない中、いかにして怖い事が起こってるのか、ご自身の目で確かめてみて下さい。オススメです‼️