sakura

街の灯のsakuraのレビュー・感想・評価

街の灯(1931年製作の映画)
4.2
原題:City Lights

初めてチャップリンが全編音楽を担当した作品だそう。脚本、監督、主演も。

放浪者チャーリーが盲目の花売り娘を助けようと、奮闘するロマコメ。

作品全体に笑いが散りばめられていて、予測つかないチャーリーの面白いアクションかつ計算され尽くしたコメディの脚本には感心しました。
しかもセリフがなく、身振り手振りで伝えてくる所、凄すぎる。。
所々少し字幕でセリフが出て来るけど。。
字幕担当者は大分楽だったのでは?と思いました。

年末に邦画「きみの瞳が問いかけている」を観たのですが(まだレビューあげてません)この作品がモチーフになっていると言うことで、観てみました。

邦画の方は横浜流星主演という事でコメディ感はないです。(コメディあっても良かったかも)
盲目の女性とのラブストーリー、ボクシング、彼女の眼の為にお金を工面する点、最後のシーンなどは重なっていました。

最後の方のシーンはどちらも本当素敵で感動しました。

チャップリンの優しさと面白さが溢れてくる素晴らしい作品です。
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