わくわくさん

街の灯のわくわくさんのレビュー・感想・評価

街の灯(1931年製作の映画)
5.0
もっとはやく出会いたかった

もちろんストーリーの起承転結は素晴らしく、内容を追うだけで押し寄せる感動と満足感
ただその奥にある演出…というのか、余韻というか余白というか、とにかく映画としての奥行きが凄まじい
もしこの映画があと1分長かったら、そう思うだけで何かがふつふつと湧き上がってくる

これだけの素晴らしい映画だが、きっと僕はまだ、この映画を味わい尽くせていない

これが…1931年に…???

脚本、演出、演技、全てにおいてあまりにも高次元な完成度
チャップリンは映画の神様