Jion

街の灯のJionのレビュー・感想・評価

街の灯(1931年製作の映画)
3.0
そもそもチャップリン自体がめちゃくちゃプライド高そうで苦手ではある、しかしそれを今の目線で言うのはフェアじゃないし、自意識を引き受けるからこそ偉大なのであって、だからこれは戯言でしかないのだろう。…それにしたって、目が見えるようになったことで眼も啓かれたって、それどうなんだ、いくらなんでも自己愛が強すぎるのではないか。この上なく偽善的な映画だが…いや待て、自意識だなんだと言って一番タチ悪いのは俺じゃないか…となって堂々巡り。
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