Swallow／スワロウの作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

[わたしの体は、わたしのもの]　70点

最年少役員として父親の会社に迎え入れられる夫、ハドソン川を臨むガラス張りの大豪邸、大金持ちの義理の両親。傍から見れば"何不自由ない"生活を手に入れたかに見え…

• #2020ofOdessa
• #劇場鑑賞2020ofOdessa

初鑑賞！

異物を飲み込むシーンがインパクトあってホラー的な作品かと思いましたが、作品の軸は主人公の精神的成長というかヒューマンドラマでそこが変化球的な感じがして良かったです。

お金持ちの旦那さん…

金に困らん男と結婚してエグいモラハラされながら自我を殺して暮らすより、
貧しくても自分の足で立った方がよほど幸せなんやでってことかな

その当たり前すぎる正解を選べない、虚構に手を伸ばしてしまう自…

人に流され揉まれて、考えに考えすぎた人間が自分を好きになるまでの話。
自分はそう捉えた

映画序盤、大豪邸で優雅に暮らしていい服を着て髪も巻いて、一見するとなに不自由のない豪勢で羨ましくも見える生活…

色彩の美しさ、モチーフ、なにかしらかのメタファーがきっと散りばめられているのだろうが、難解でした、、
ただ、映画を見たなという気持ちになれる作品で非常に満足度は高かったです

最後、トイレでのボーイ…

籠の中の鳥。
飲み込む。
２つの意味があるのかな。
男尊女卑、性差別、性犯罪、精神病、妊娠に対する考え方、、、ただのグロい映画ではなく、確実に社会問題に訴えかけている映画だった。
後半30分を観るま…