月見

Swallow/スワロウの月見のネタバレレビュー・内容・結末

Swallow/スワロウ(2019年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

映画「Swallow(スワロウ)」鑑賞。一言で言うなら、「抑圧からの解放」。
異物を飲み込むシーンはこちらの喉や内臓までもが刺激されきゅーっと絞られるような感じ。
ラストシーンは生々しいけど、私はそれが清々しく思えた。
新年が始まる元旦にふさわしい映画だった。

実の父と対峙して、レイプされて生まれた自分の存在を肯定していくところは、異物を飲み込むシーンと違った緊張感があり、終始飽きなかった。
フェミニズムの映画と評されていたが、男性優位、家庭に包摂される女性が、自らの意思を持って自らで行動していく様子は正にウーマンリブなのかもしれない。
月見

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