え〜っ!
異食症の話かと思ったら…
もっと別のメッセージがあって驚いた。
産むだけ産んで子供を愛さない、愛せない親。
教義や規則の杓子定規な適用。
女性の権利。
伝えたかったのはむしろそういう問題だったらしい。
お洒落で綺麗でファンタジックなホラー映画かと思って観ていたら、生々しい社会問題を提起され、最後は予想外の着地点とメッセージの強烈さに、なんだか違う意味でゾッとした。
母親への復讐とも思えるハンターの最後の行動については、賛否が分かれるだろう。
でも、否定する人、反対する人であっても、少なくとも彼女には自身の判断でその行動をとる権利があることは、認めるべきだろう。
彼女が自分の身体、自分の人生について、自分自身の意思と考えで選んだことなのだから。