“My body, my choice”がテーマの映画でしょうか。
「選択する」幸せを考えさせられる内容でした。
自己承認欲求や自尊心の低さはきっと誰にでもまてはまる部分があるはず。
鑑賞中、呼吸を忘れるほど釘付けで、ハンターが飲み込む場面で呼吸器が締め付けられ呼吸を思い出す不思議な作品でした。
何か誰もやらないことを成し遂げることで自信がついたハンター。彼女にとっての「誰もがやらないこと」は異物を飲み込むこと。
特に周囲の圧力をかけてくる人々は、絶対にやらないでしょう。
そしてハンターの必要な愛とリッチーが注ぐ愛のベクトル違いがとても気になりました。
成功をおさめたビジネスパーソンゆえ、富で権力を振るい、他人をコントロールさせているリッチーでしたが、ハンターの需要を見抜けていない場面ばかりで、ツッコミたくなってしまいました。
随所随所にハンターの異食症のヒントが散りばめられています。