Takumin

Swallow/スワロウのTakuminのレビュー・感想・評価

Swallow/スワロウ(2019年製作の映画)
4.5
~あらすじ~
ニューヨーク郊外で周囲が羨やむような暮らしを送る、新婚の女性。
しかし、彼女にとっての家庭生活は窮屈で、息苦しいものだった。
そんな中、妊娠が発覚。
夫と義父母は喜ぶが、なおも孤独は深まっていく。
そんなある日、彼女はガラス玉を飲み込みたいという衝動にかられ、それに従ってしまう。
痛みと共に広がる、得も言われぬ充足感と快楽。
それ以降、彼女はさらに危険なものを欲望と共に飲み込んでいく。

~感想~
良作でした!
裕福な夫の家族からの疎外感や無理をする生活が続き、そのストレス発散として様々な物を飲み込む。
いろんな物を飲み込むことで平静を保っていると思うと辛い。
ハンターの表情が印象的。

異食症という特殊な病気を題材にした映画でしたが、静かな雰囲気で進んでいきながら、どこか引きこもれるような作品でした。
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