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Swallow/スワロウのNのレビュー・感想・評価

Swallow/スワロウ(2019年製作の映画)
4.2
あのラストを描いてくれて本当にありがとう。重荷である、となかなか言えない存在をしっかり重荷として表現してくれた。そしてそれから解放される選択肢を当たり前に描いてくれた優しさに涙が溢れました。

女性トイレって日本だと特に性的に(それか秘密の花園的なファンタジー感のある)描かれかたをされることが多いので、あれだけ淡々と映し出してくれることにもリスペクトを感じました。生活の営みだ。

実父からのあの言葉が彼女にとって救いであったのは辛いけれど、ケアという意味ではなくてはならないものだった。
そもそも論ですが、異物を食べる行為を異常だとどうしても思えなかった。口に入れるか入れないか、それだけの違い。自分でも全然あり得てしまうだろうと思うのです。
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