じゃばば

Swallow/スワロウのじゃばばのレビュー・感想・評価

Swallow/スワロウ(2019年製作の映画)
4.0
普通に舅姑が自分の生活の一部になっている時点で耐えられないわ
最初の10分から苦しすぎる、エピソード全スルーとか、意味わからん

姑の代わりにシリアの難民の超肉体派看護師がずっといる
全然しんどすぎるし、嫌になっちゃいそうだけど、断固として夫、家族のために尽くそうとする、喜ばせようとするのはなんでだろう
妊娠の気持ちの変化というのもあるだろう、それは僕にはわからないが、
自分が自分だけのものではないような感じがするというのはありそうだ、社会からのまなざしによるものだが
ハグ男めっちゃいやだな、人を何だと思ってんだよ

ハンターの過去、すぐ夫にも知らされるし、セラピストの職業倫理どうなってんだよ
なるほど、父親の罪と母親の思想によって生まれた子供だったということか、自分が生まれたことが否定されそうになるし、生まれたことに意味が与えられている、自明じゃない
だから肯定しなくちゃいけない、苦しすぎる

シリアの男逃がしてくれた、一人の人生、生の解放。解放だろうな。
夫はどういう気持ちで愛しているんだろう、全然自分にたいしても思うことだけど、ちゃんと愛せると願いたい
帰る気持ちがないということを言われると、やっぱり損得でしか見ていないということ?それ以上のものがあったと信じたい、なんにもわかってないだけで
まあ映画的にはパズルのピースに合う嫁のポジションを求めていたということなんだろう。

父親に会いに行くシーンすごいな、こっから急激に凄みを増す、ほんとはもっと前からだけど
生きること、そのものの意味を取り戻すために父親に会う、「全部自分で決める」
何度でも見たい
エンドロールの女子トイレが印象的
じゃばば

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