このレビューはネタバレを含みます
ビビットなポスターや「異食症」を押し出した予告から、アート系のサイコホラーを想像していたが良い意味で裏切られた。
痛々しいシーンも多いが、脚本の根っこは素直なウーマンリブ映画だと思う。
最後、主人公が去った後の女性トイレの長回しが印象的。
自分を見つめ、またトイレから出て、日々を闘う女性たち。
ハンターは生まれや役割から解放されてこれから自分を生きるんだ、と不思議なほど明るい気持ちにさせてくれる。
祝福したい。
レイプや堕胎などかなり重いテーマを扱うが手つきが丁寧で、後味は驚くほど爽やかなので、人に勧めたい映画。