《今夜は”真実〟を召し上がれ》
ドイツ発、家族それぞれの秘密が暴かれていく会話劇。
なんかこの展開、既視感がある…
あっ、イタリア映画の”おとなの事情〟だぁ〜!
この物語は、姉弟夫婦の食事会で子供の名前に”アドルフ〟と名づけるということから話がどんどんややこしくなり、エスカレートしていくという展開。
アドルフ・ヒトラーが、ドイツでどれだけタブーな存在なのかが伝わってきて興味深い。
当然といえば当然だけど、ドイツ人にとって名前を出したくないくらいの負の歴史なんだね。
各々の過去の秘密がどんどん暴かれていき、最後にはメガトン級の秘密が…(笑)
”おとなの事情〟”おとなのけんか〟といったエッジの効いたドロドロな会話劇が好きで、なおかつ知的好奇心が旺盛の方にはオススメできる作品です。