グリリ

サイコ・ゴアマンのグリリのレビュー・感想・評価

サイコ・ゴアマン(2020年製作の映画)
2.5
破壊と殺戮の限りを尽くした最悪残虐異星人の封印を解いてしまったのは、これまで最悪の性悪少女ミミ。しかもよりによって手にしたものの命令に従う宝石もミミが手にした事によって、全ては彼女の最悪の思想のもと進んでいってしまう。

設定は最高。凶悪な宇宙人がクソガキの言いなりになってしまうバカ設定のおかげでありえない状況がいくつも生まれて笑えるシーンも多かった。ゴアマンの名の通りグロ描写も悪くない。
ただこれはツボの問題やとも思うけど、何にも共感や理解、感情移入出来ないのがキツ過ぎた。設定とは言え本当にミミの言動全てが激イタのクソ過ぎて、演じてる役者の子ごと嫌いになりそうなレベル。それだけならまだしも兄、両親もダメダメ過ぎて見てられない。
人間が真の怪物とはまさにその通りやけど、そのセリフが浸透するほどの教訓感もまるでない。
その中でサイコゴアマンだけが実は1番信念があってまともにすら思える。
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