8歳の少女・ミミと兄のルークは、家の底に埋められていた、とある宝石を掘り起こす。それは、様々の惑星の星人を滅ぼしてきた残虐宇宙人の核であった。掘り起こしたことで、地球に追放されていた残虐宇宙人が永い眠りから目覚めて…
倫理観、頭のネジがぶっ飛んでいる少女ミミが、世界最恐の残虐宇宙人を意のままに操り、好き放題するというコメディ作。
B級感漂う作風から放たれる、容赦ないゴア描写とキレのあるギャグ。残虐宇宙人サイコ・ゴアマンと少女ミミの奇妙な友情の芽生え。
突飛な内容設定の割に、実は起承転結がはっきりしてる堅実映画でした。
ミミのイカれ具合が何故か『チェンソーマン』を想起させられました。こいつやべえってなるけど、自分の信念を曲げない軸の強さに魅せられるところとか、それっぽいのかな。
サイコ・ゴアマンが徐々に人間の文化に慣れ始めていく様が愛らしい。