絶大な力を持つ残虐宇宙人の封印を倫理観がぶっ飛んだわがまま少女が解いてしまい、地球が存亡の危機に陥るお話。
危機的状況もなんのその、少女のぶっ飛んだ倫理観が珍プレー、好プレーを呼ぶ爆笑必至のジュブナイル系ゴアSF。
序盤から主人公である少女がかなりのチキショーな性格をしていることがうかがえる。
冒頭の主人公少女と兄が行う謎の球技。
まさかこんな形で活躍するとは。
主人公少女家族もどこかヘンで少し変わった家族な印象だった。
残虐宇宙人の封印が解かれてもなお、主人公のペースは変わらず、残虐宇宙人が主人公に振り回されている感じが面白かった。
地球、いや銀河の危機なはずなのに、なんとも緊張感がなくて面白かった。
残虐宇宙人と主人公兄妹の交流により、残虐宇宙人に愛着が湧いてくる所も良かった。
ビジュアルは特撮好きにはたまらないビジュアルで、音楽はロック調で高揚感が出る演出だった。
なんだかよくわからないが一件落着したような気がする一作。
なんだか憎めないサイコ・ゴアマン
長々とすみません。