このレビューはネタバレを含みます
イカれたグロいコメディ特撮
まずキャラがみんな適度にクズでいい。
主人公ミミの女帝っぷりはもちろんだが、周りの面々もみんな微妙に頼りなく良い人間ではない。
唯一まともそうな学友の男の子は脳みそになってしまうし…
ミミのその活躍が基本的にはギャグになっており、悪いやつなのに観ていて面白い(ギリ不快になる人がいそうなライン)。
ミミの「バイーーーーーーー!」(去り際のセリフ)はほんとに好き。クソガキ感がよく出ている。
監督の好きが詰まっていそうな作品になっていると感じられた。
こういう傑作にはなれないけど、たまたま目に入ったらちょっと面白かったなと思える作品は大事だと思った。