タイトルから連想されるように井伊直弼を主人公とした映画、モノクロ作品
主演は長谷川一夫、助演は高峰三枝子、水谷良重、中村鴈治郎ら

【内容】
開国と攘夷で揺れる日本の難局に大老になった井伊直弼(長谷川一夫)
この大事に命をかけて情けを捨てて国のために改革を進めるのですが、水戸藩をはじめとする尊王攘夷派からは反発され命まで狙われていく
クライマックスの桜田門外の変で井伊直弼は命を落とすも、日本の夜明けはまもなくやってくる、、、

【感想】
うーんって感じ、特に見所もない退屈な映画って感じ
一応時代劇だけどほとんど政治的なかけひきのお話ばかり

まだ登場人物が多く出てくる前半はわくわく見れたけど、流れの決まった後半は退屈しちゃう

井伊直弼が主人公ってのはちょっと興味あったんだけど、結局見ててもどんな人物だったのかよくわからなかった
当然脚色はあるだろうし美談風にしてるんだろうし、でもあえて史実を詳しく調べてみようって気も起きないし、みたいなw

この映画で面白かったのは前半主演級に活躍するハリス
カタコトながらちゃんと日本語を話す、ほとんどのシーンが日本語、心の声も祈りの言葉も日本語、それがなんか可笑しかった
ハリスってこんな人だったの？ってのはちょっと気になっちゃった