キャスティングが〜と言い出すとキリがないのでディズニーのお家芸には目を瞑って視聴。
その上で、映画として酷すぎる。
あの原作とアニメ版を土台にしてこんなにもワクワクさせないの逆にすごい。
『フック』、03年版『ピーター・パン』、『PAN〜ネバーランド、夢のはじまり〜』などの先行実写作品はどれも最低限うまくやっていたし面白かったこともあり、
これはもう製作陣で一丸となって「ゴミを作ろう」と決起してないとあり得ないレベルで酷い。
話は暗けりゃ画面も暗い。衣装、ロケーションの彩度低すぎ。ダークファンタジーかこれ?
何もかもが地味。カメラもアクションも単調。キャスティングでポリコレ配慮するくせに脚本でインディアンは極力カット。そして物語に起伏がない。
音楽だけアニメ版のアレンジでギリギリ許せる。演出面で弱すぎるけど。
ルークスカイウォーカーが隠遁してそうな曇天の岩島で小汚い子供と大人がワイヤー丸見えのCGアクションを駆使して表面的にそれっぽい御託を並べて良い話っぽくガワを取り繕ったハリボテ映画。ゴミです。