ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービーを観ようとしたが、不具合のせいで見れなかったので、自宅で本作を鑑賞。
結論としては、ピーターパンをDisney+コンテンツで作ろうって言った人が憎くなるくらい酷い映画だった。海外で同時期に公開されるや否や酷評の嵐、観客からは袋叩きにされ、映画批評サイトRotten Tomatoesでは支持率11%の大不評。酷過ぎて呆れ返るくらい叩かれていた。
ティンカーベルが黒人になっている事も酷いが、ナナがただ単に普通の犬になっているのも酷い。タイガー・リリーのシーンをほぼカットした事はディズニーファンとしては絶対に許せない。ただ彼女に関してはキャプテン・マーベルよりにしているのは別に構わない。だがピーターパンをマジで不愉快なキャラに改変してるのがイライラさせられた。おまけにアレクサンダー・モロニーの演技もボロボロで酷過ぎるから全く感情移入できないし、ティンカーベル役の役者も演技が酷かった。唯一ジュード・ロウがしっかりしてたのが救いだった。
さらに言ってしまえば映像面でも最悪であり、ネバーランドがあまりにも酷過ぎる絵作りでスマブラのステージ作りみたいなただ広いだけの何もない島になってしまった。
また、ティンカーベルについては、普通に空を飛ぶただの黒妖精って感じしかせず、存在意義が全く感じられないので、登場シーンを全て削除した方が良かったと思っている。
この低品質だったら劇場公開されないのも納得。もしこの映画を劇場で観ていたら、確実に「金ドブ」になっていただろう。これは、「令和のデビルマン」というレッテルを貼れる程ではないが、Disney+オリジナル映画としてはぶっちぎりのワースト映画。
追記:『リトル・マーメイド』の出来があまりにも良かったので、今作と『ピノキオ』『ムーラン』『バズ・ライトイヤー』『ストレンジ・ワールド』の出来の悪さが浮き彫りになってしまったので、少し下方修正
