やわらかおりりちゃん

ピーター・パン&ウェンディのやわらかおりりちゃんのネタバレレビュー・内容・結末

3.7

このレビューはネタバレを含みます

最初にウェンディ達が空を飛ぶ時の"Think of the happiest things"の描写からロンドンの街を飛んでいく様、小さい頃私がディズニーのピーター・パンが大好きで、家のソファから何回も飛ぼうとしていた事、いわゆる小さい頃の楽しい記憶をこちら側にもちゃんと訴えかけてきてその時点で良い映画なのは確定。泣きそうになった。

ネバー・ランドは理想郷とかけ離れていて、ピーターは稚拙さがかなり強調されてて、ウェンディにしか共感できなかった。色彩が暗いのはわざとなのかな、映画館じゃなくて家で観るには若干見づらいんだけどな。あとアクション、もうちょっと頑張って欲しかったかな。
ウェンディの歳をとっていく事が一番の冒険って台詞はめちゃくちゃかっけぇと思ったし、ウェンディをミラ・ジョボヴィッチの娘が演じて良かったな…強い女性のDNA万歳。

ピーターは本当にそれで良いの?結局ずっと大人になる事を拒んでフックと追いかけっこを一生していくのかな?ロストボーイズもダーリング家に押し付けていなくなっちゃったし、この世界にはピーターとフックしかいなくなるみたいな状況になるけどいいの?フックやスミー達の介護にほぼなっていくなら、ウェンディ達と一緒に一緒に歳とってく方が楽しくない?意地張ってないで、戻って来いよ。まだ間に合うぞ。
私はディズニーキャラクターのピーターが好きなんだ。私のほぼ初恋でパレードでも目を追ってしまうくらいずっと好きなんだ。少年らしさとプレイボーイっぽさが溢れて、ティンクやウェンディを狂わせるピーターが好きなのにさ。素直じゃないとこだけ引き継いじゃってさ、なんなのよ。ピーターの事だからこんなに言うんだぞ。

ティンクの肌の色についてずっと言われてるけど、ハロウィンのエッチなコスプレ風ティンクみたいになっちゃうなら、今回の健康的なティンクはかなり良かったのではと思います!ティンク好きとしては、もっと意地悪でも良かったけどってくらい。

最近のディズニーの実写、ディズニーファンを試しすぎてるよね?毎回思考の旅に連れて行かれるよ。リトルマーメイドも見ないとな。