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ピーター・パン&ウェンディのShokoのレビュー・感想・評価

3.2
〖ピーター・パン&ウェンディ〗(映画/アメリカ/2023)



『幼いころから慣れ親しんだ家を離れることが不安な少女ウェンディが、大人になることを拒む少年ピーター・パンと出会い、弟たちや小さな妖精ティンカー・ベルも一緒に夢の国ネバーランドへと旅立つ。そこで彼女は邪悪な海賊の船長フックとめぐり合い、人生を変える危険な冒険へと乗り出していく』

インスタで記念すべき2000ポスト目を飾るに相応しい作品をみなさまに聞いたところサメとかデビルマンとか本当に私のことわかってる答えしか返ってこなくてかなりよかった。その節はありがとうございます。
そして質問しておいて全無視してこれ観たのは本当にごめん。
ジュードロウだったから…観ようと思って忘れてたの思い出したから…

再生押した瞬間に「そういや最近のディズニー映画って大体いまいちだな」ということを思い出した。そうね、いまいちだった。
アニメのピーターパンに大して思い入れがない(怖くて子供の時にあんまり見れなかったから)ので話とかはこんなだっけなぁって思ったぐらいだけど(結構はしょりまくってるらしいね)キャラのビジュアルはティンク以外は良かったんじゃない。ティンクもさ…あれはあれでかわいいけど、ディズニーのピーターパンのティンクかと言われたらそうじゃないんだよなあ〜って感じ。また今回もポリコレ棒でいっぱい叩かれて痛い目にあった。そんな棒は早く捨てなさい。

タイトルがピーターパンとウェンディなのにそこはそんなに掘り下げられず、なんかピーターとフック船長がかつての親友だったみたいな激アツ謎設定で、じゃあもうタイトルピーターパンとフック船長にしたほうが良かったのでは。
フック船長、ジュードロウのフック船長はとてもよかった。ジュード史上最長髪じゃない?なんか、ありがとね。
どっちかっていうとピーター側よりフック側に共感できるのは私が老人なのとジュード推しなのが関係あるかもしれないけど、なんかそこもね〜どうなんかね。
なんか別にピーターおらんくてもよかったし、どうせ改変するならフック船長側の視点でかつて親友だった男のことを哀愁たっぷりに回顧する話にした方がよかったんじゃない。
ピーターパンの原作とアニメ1回ずつ見たジュードロウのオタクが作った実写映画って感じだった。
こんなにもときめかないファンタジー映画作ってディズニーはなにがしたいんかね。

(12/おうち映画9)
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