Rinco

ピーター・パン&ウェンディのRincoのネタバレレビュー・内容・結末

3.5

このレビューはネタバレを含みます

オリジナルの小説のピーターパンは知らないからもしかしたらこれが究極の公式設定なのかもしれないけど、有名なピーターパンの都市伝説を映像化した感じ。

もうアニメーションのピーターパンとは全然違う!同じ感じを求めてる人にはお勧めしない(実写は全部アニメーションと違うから当たり前なんだけど)。これは特に。アニメ版での話は1/3な感じであとは新たなストーリーになってる。ピーターパンがベースにあるだけの違う話だと思ってみた方がいい。
話一緒だったら実写作る意味ないし面白くないから変えるの賛成派だけど、ちょっとこれは合わなかった…

アニメーション版の倫理的にダメなところを改善しているのはいいなと思うし、現代に適応してアップデートを加えているのもいい、それだけで作る意味があると思う。

楽しいこととしてアニメーションのピーターパンでは子供が楽しいことを出してるけど、今回は子供時代もいいけど大人になることも楽しいというのをテーマにしてるのは好きだった。とてもいいと思う。

アニメーション版も実写版も大人になる話ではあるけど、伝え方が全く違う感じ。

ピーターやネバーランドは子供はもちろん大人でも信じる気持ちを忘れないことで感知できるものであるところが好きだから、今回のネバーランドは完全に現実のものであるのが個人的に微妙。

ロストボーイズを戻して大人になるチャンスを与えるのはいいことだけど、この子達はいつ大人になる準備ができたのだろう。ウェンディは楽しいことを自分で考えたときに大人になった自分を考えたのとピーターに話した時しかそのことについてメンションしてないから、いつどこでロストボーイズはそう思ったのか、残ることにしたのかが分からない。彼らはただお母さん恋しいなとしか思ってる描写はなかったから。

フック船長があのバックグラウンドなのにウェンディに大人のなりそこないって言われたり、ピーターと喧嘩両成敗的になっていて、結局大人になり損ねてしまった彼を助ける話はなかったのがモヤモヤする。

全然歌わない。海賊しか歌わない。知らない歌しか歌わない。

disney+オリジナルだから予算が少ないのは仕方ないけど、飛ぶシーン、ティンクのCGが残念。

ウェンディが途中ティンクに何言ってんのか分かんない!ってイラってした感じで言ってたのがぽくないとおもった。
Rinco

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