Jimmy

アンナ・カリーナ 君はおぼえているかいのJimmyのレビュー・感想・評価

4.0
新宿K’sシネマにて鑑賞。

フランスの伝説的女優アンナ・カリーナの今年だけ限定公開のドキュメンタリー映画。
彼女のトークや映画出演シーンを織り交ぜながら、彼女の人生を浮き彫りにするような映画だった。

やはり、ゴダールのミューズという位置付けでの描写が多くなるのは必然だと思うが、石鹸CMを見たゴダールが彼女に『勝手にしやがれ』へのオファーを出して断られていたとは知らなかった。

そして『小さな兵隊』(ゴダール監督作)に出演するが、本作は政治的な映画だったこともあり公開延期。(これは本作レビュー欄に記載したはず…)
そして、『女は女である』・『女と男のいる舗道』・『気狂いピエロ』などのゴダール作品場面と共に、彼女がそれぞれどのように役作りしたかも語られる。
ただ、このドキュメンタリー映画では「アンナ・カリーナとゴダールの関係は『メイド・イン・USA』で終わった」と述べているが、その後にオムニバス映画『愛すべき女・女たち』の「未来展望」があるので、やや不正確な気がした。

映画『修道女』問題、ルキノ・ヴィスコンティ『異邦人』などゴダール後の作品について紹介されて、女優・フランス女優としては初めての監督・歌手など多彩な彼女の存在感が光る。
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