幾つになっても変わらぬ瞳の輝きに、アンナ・カリーナは永遠のミューズだと感じる。
昨年亡くなられたことが信じられないまま、スクリーンで輝くアンナを改めて見て、本当に「記憶」になってしまったんだと思うととても寂しくなる…
この作品では、ナレーションやアンナのインタビューを通して彼女の人生を知ることができ、出演作のワンシーンも沢山挿入される。
数十年前の映画が、彼女の姿が、今見ても全く色褪せない。
こうやって色々な表情を見せてくれたアンナ・カリーナの姿は、映像を通して永遠に生き続けるんですね…
アンナの魅力を最大限に引き出した多くのクリエイター達ありがとう…
アンナを語るうえで外せない ゴダールとの馴れ初めも聞けるし、ゴダールがアンナに惚れたきっかけの 石鹸のCM が見れるだけで、本当に見て良かったと思う。
離婚したものの確かに愛があったんだなと感じられて嬉しい。
アンヌ・ヴィアゼムスキーもそうだけど、ゴダールと愛し合った人達は、最終的に別れても なお彼と愛し合ったことを愛おしそうに語るよね。
ゴダールは、その推しフィルターで誰よりもアンナを魅力的に撮ったけど、日本未公開のミシェル・ドヴィル監督『今夜じゃなきゃダメ』のダンスシーン本当に素晴らしいですね…
鳥肌立つほど素晴らしかった！
いつまでもチャーミングでお洒落なアンナ・カリーナ、大好き！！！！
