タイ映画を見に来たのだが、タイ映画を見てることを忘れてしまうほど。
“断捨離”をテーマにした作品で、コンマリさんの断捨離術も語られたりするのだが、なんとなく日本的な情緒に溢れてるように感じる。
何かモノには思い出が詰め込まれてしまう感覚って日本人ぽいと思うのかも。
どちらかと言うと、自分もアンチコンマリな感じ。作品としては情緒に流されない展開となり、そこは趣味の別れるところなのだが、個人的にはお母さんが可愛そうになってしまった。。
が、断捨離”あるあるに留まらず、人を傷つけてしまったり、傷つけられたり、心の機微を描いていてこういう作品好き。
ジーン、エム、ピンク、ミー、お兄ちゃん、お母さん。みんな好きになってまう。
特にお兄ちゃん優しさに心温まり、ミーの誠実さに泣く。
ジーンは蒼井優の雰囲気があって、タイ文化に触れる機会か少ないものだから、タイ人てこんな感じだっけ?日本人に見えるw と不思議な感覚。
そしてお母さんとはどうなったのか、結構気になる。