米南部の地方を舞台に、正体不明の麻薬密売組織のボスの周辺で麻薬密売に関係する犯罪者達の姿を描いたアメリカ製のオフビートなクライムサスペンス。
クリス・ヘムズワースさんの弟さんのリアム・ヘムズワースさん主演。この人は犯罪劇に多く出ているイメージですね。マルコヴィッチさんとは過去にも共演してますね。
脇を固めるのはジョン・マルコヴィッチさんにヴィンス・ボーンさんなど豪華な顔ぶれ。
全体的な雰囲気としてはクエンティン・タランティーノさんのハードと軽さが融合した犯罪群像劇に近い物があります。
ただこの手の構成の映画での売りの会話が面白くない。時系列はバラバラだがチャプター形式みたいになっていて分かりやすさはある。
音楽(歌)の使い方が上手く物語を盛り上げていました。
冗長的な部分をどう評価するかで、評価がハッキリと分かれそうな作品。
尽きる事のない人間の欲と麻薬ビジネスを淡々と描いていましたが、物語に締まりと纏まりがなくインパクトには欠ける作品でした。
まとめの一言
「深みにハマり抜け出せない」