むぎちゃ

インヘリタンスのむぎちゃのレビュー・感想・評価

インヘリタンス(2020年製作の映画)
2.9
かなり前に観たけど印象が薄くてレビューの下書きが埋もれていた…。
できる限り整頓しつつ投稿…。


そこにバナナの皮を置いたけど、絶対に踏むなよ~?的な。
鍵を託し地下室の場所教えときながら「真実は暴くな」と。フリじゃん、もうそんなの完全にフリじゃん。
案の定良心に従うタイプの彼女は真相を追求していくと。

父親の不倫を知って過呼吸起こすレベルで動揺していたが、何十年も一人の人間を地下に幽閉してた事の方には割とドライという…。
判断基準もよう分からんですね。

まさかのダースベイダー発言も唐突で腑に落ちず、そのままずるずると終わってしまった。
そもそも奴の本性が判明したところで、あまりそれまでとのギャップも無いし、『まさかの衝撃!』では全く無いかな。

主人公も最後の最後に隠蔽に協力しちゃったりブレブレ、良心よ何処へ。そう言えばタイトルのinheritanceは『継承』ですか。

周りに清廉潔白な人間がいないなか、それでも、いやだからこそきちんと噛み合い回り続けてきた歯車を壊す役割だと思っていたのだが…。
極端な悪に転じるでもなく、その場しのぎの悪事、弟は賄賂で今の地位を築いた。一族のために。それと同じ思考回路だね。
むぎちゃ

むぎちゃ