バランシーン

インヘリタンスのバランシーンのレビュー・感想・評価

インヘリタンス(2020年製作の映画)
3.4
リリー・コリンズ目当て。可愛い。太眉と派手なリップがよい。
で、実際ストーリーもプレビュー読む限りでは魅力的に思えたのですが…。
やっぱり、設定のご都合主義が過ぎますね。
まず、そんなもん遺産として残すなよ、と(笑)で、最初からちゃんと話してやれよ。ムービー撮ってんだから(笑)
で、サイモン・ペッグも30年監禁されてたのに四肢も弱ってないし、感覚も正常だし。何より清潔すぎでしょ(笑)言っても意味ないけど風呂もないし、なんなら食糧もないし、日々どうやってるの?
まあ、そうしたものをさておき!頑張ってストーリーを追うに「真実を知ってどうするの?」系のスリラーなんですよね。僕自身が昔から「真実は全てに優先する!」的な正義感が嫌いで。曖昧に覆い隠していることで、多くの人が幸せに生きられることの方が世の中には多いわけで、本作も弁護士と弟から「知ってどうする?」みたいな大人な投げ掛けをリリー・コリンズはされてる。
でも、リリー・コリンズは真実はいつもひとつ!と周り顧みず猪突猛進なんですね。
こんなのリリー・コリンズじゃなきゃウザいもの(笑)
よく言えば彼女のキャラは健気に倫理観を貫いて、より事態を悪化されるという本作の流れにピッタリでしたね。
そんなのピッタリでもどうしようもないですが。

頑張ってハリボテ感満載の設定に乗っても、最後のオチもイマイチ弱いので、リリー・コリンズ可愛い!の一点で完走するのが1番良いのでは?時代は太眉です。
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