このレビューはネタバレを含みます
最近見たドラマ（通称チェリまほ）に出てた浅香航大さんを検索していて出会った作品。
私含め、一人の人間の今は、過去からの沢山の積み重ねで成り立ってるんだ、という当たり前の事を強く感じさせた。その積み重ねの中には、色んな傷や痛みがあって、みんなそれを負って今、なんとか前を向いて生きている。
浅香さんも水川さんも、すごく繊細な演技で色んな感情がぐるぐる伝わってきた。
終盤の翠のセリフが印象的。傷つかない人生なんてないし、否定されるいわれもない。
ただ、自分が自分を否定してしまったらどうにもならないんだよ…しゅんすけの側には翠が必要だったのかな…。
毎度、感想とも呼べない独り言になってしまうけど、すごく余韻の残る作品だった。
