処女を足枷にしたまま社会人となった娘（姫宮めぐみ）が、人生に行き詰まっている中年サラリーマンに心惹かれていく。性意識を模索する段階に入った女性のセックス模様を描いている、日活ロマンポルノ。ローリング21製作。

ハタチぐらいの3人組女子が、「恋愛って何だろう？」「どうしてヤリたくなるんだろう？」とセックスについて考えあぐねながら、大人の階段を上がっていく。定石通りの青春ポルノであり、それ以上でもそれ以下でもない。

喫茶店に集まったヒロインを擁する男女グループが、別席を利用している中年サラリーマンを指して「オッサン臭い」「マジでキモい」と小馬鹿にしたら、「背伸びしすぎると後悔するぞ」と反対に諭されてしまう。そこから始まる、性のアドベンチャー。

「心はバージン」を演じ続けながら、自己流で性を追求していくという、若者の瑞々しい感性がストレートに描かれている。PC-8801らしきパソコンで、初期エロゲーをプレイするシーンもオタク的な見どころのひとつ。

まだまだうぶなヒロインの恋模様を。
ビデオから引っ張ってきたっぽい姫宮さんのアイドル風味な作品。

微妙なお顔だが若さもありそれとなく可愛いが、なんと言っても豊満な美乳で全てをカバー。
古本屋で数百円で買った姫宮さんのマドンナメイト写真集では表情が硬かったので、にっかつのプロ集団の中で映画なんか出来んのかなと不安になったが…
意外にも台詞はそこ迄下手ではなかった。勿論、上手くもない。
ロマン女優さんからしたら、一緒にしないでって言われそうだが、演技より胸が売りなので問題無し。
問題は制作側の思惑だろう。

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