にゃんにゃん

イヴの濡れてゆくのにゃんにゃんのレビュー・感想・評価

イヴの濡れてゆく(1985年製作の映画)
2.5
ずーっと忙しくて映画観られなくって2週間以上ぶり。しばらくご無沙汰してたからのんびり林功でも観ようかなと思ったけど、なんとなくイヴちゃんに会いたくなったのでこれ。村上修初監督作品らしいんだけど、最初からもうずーっと、どう?どう?イケてるでしょ?おれっち才能あふれてるでしょ??って感じの頭でっかちで才能の押し売り感ある音と映像の洪水、落ち着きがなくって私あんまり好きじゃない。イヴちゃんに会いたくて観始めたのになかなかイヴちゃん出てこないしさ!ポルノ映画じゃなくてちゃんとしたゲージュツ作品が撮りたいんだ!って自己主張にあふれた、アリバイ作り的で取ってつけたようなあっさりした濡れ場、ロマンポルノ好きなのに濡れ場嫌いな私にはちょうどいい。しかしあまりにあっさりしすぎて愛やときめきが圧倒的に足りない。私のいとしい鶴岡さんがストロンボリみたいなおっちゃん化してて悲しい。イヴちゃんはやっぱりとらえどころのない可愛い妖精だけど、あんまり本作では輝けてない。結局マネキンのバイトエピソードってなんだったんだろう。ちょっとサイコな恐ろしみまで感じるほどによくわかんない作品。ハマる人にはハマるのかなぁ。横浜市民的には横浜を無駄遣いされてるのもなんか納得がいかない。
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